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03月27日-07号

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  1. 津市議会 2014-03-27
    03月27日-07号


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    平成26年  3月 定例会(第1回)          平成26年第1回津市議会定例会会議録(第7号)           平成26年3月27日(木曜日)午前10時開議     --------------------------------                議事日程第7号第1 議案第7号から第51号まで及び第54号-各常任委員長の報告、質疑、討論、表決第2 津市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について第3 議員提出議案上程-提案説明、質疑、委員会付託、討論、表決    議員提出議案第1号 津市議会政務活動費の交付に関する条例の一部の改正について     --------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程第7号のとおり     --------------------------------             会議に出欠席の議員氏名出席議員(36人)       1番 中川民英君        2番 長谷川幸子君       3番 渡辺晃一君        4番 長谷川 正君       5番 岡村 武君        6番 伊藤康雄君       7番 川口和雄君        8番 藤本智子君       9番 豊田光治君        10番 堀口順也君       11番 青山昇武君        12番 横山敦子君       13番 加藤美江子君       14番 大野 寛君       15番 杉谷育生君        16番 田村宗博君       17番 西山みえ君        18番 川口 円君       19番 田中千福君        20番 佐藤有毅君       21番 岩脇圭一君        22番 坂井田 茂君       23番 八太正年君        24番 小林貴虎君       25番 福田慶一君        26番 川崎正次君       27番 田矢修介君        28番 岡 幸男君       29番 中村勝春君        30番 桂 三発君       31番 岡本知順君        32番 田中勝博君       33番 辻 美津子君       34番 倉田寛次君       35番 山崎正行君        36番 村田彰久君欠席議員(0人)          会議に出席した説明員の職氏名   市長                         前葉泰幸君   副市長                        葛西豊一君   副市長                        青木 泰君   政策財務部      政策財務部長          中村光一君              税務・財産管理担当理事     内田政宏君              検査担当理事          森川孔彦君              政策財務部次長         山下佳寿君              財政課長            嶌田光伸君   危機管理部      危機管理部長          酒井英夫君   総務部        総務部長            盆野明弘君              総務部次長           溝田久孝君              総務担当参事          松岡浩二君   市民部        市民部長            川合清久君              人権担当理事          松下哲也君   スポーツ文化振興部  スポーツ文化振興部長      新家 聡君              新産業スポーツ施設推進担当理事 山川俊夫君   環境部        環境部長            稲垣 巧君              新最終処分場建設担当理事    浦出寛治君   健康福祉部      健康福祉部長          田村 学君              健康医療担当理事        別所一宏君   商工観光部      商工観光部長          森谷実徳君   農林水産部      農林水産部長          野呂武弘君   競艇事業部      競艇事業部長          平松宏之君   都市計画部      都市計画部長          松本尚士君              事業担当理事          森川謙一君   建設部        建設部長            佐治輝明君              道路等特定事項推進担当理事   加藤貴司君              公共施設等建設担当理事              (兼)営繕担当理事       堀 美哉君   下水道部       下水道部長           鈴木康之君   久居総合支所     久居総合支所長         南浦康人君   芸濃総合支所     芸濃総合支所長         和田 忍君   水道局        水道事業管理者         渡辺三郎君   消防本部       消防長             山口精彦君              消防次長            藤岡幸次君   会計管理室      会計管理者           中村研二君   三重短期大学     三重短期大学学長        東福寺一郎君              三重短期大学事務局長      松原克也君   教育委員会      委員長             石井雅子君              教育長             石川博之君   教育委員会事務局   教育次長            山本成之君   監査委員       監査委員            高松和也君   監査事務局      監査担当理事          谷田道一君          職務のため会議に出席した議会事務局職員の職氏名   議会事務局      議会事務局長          水谷 渉君              議会事務局次長         森 孝之君              議事課長            上野毛戸いずみ君              議事課調整議事調査担当主幹  藤田定彦君              議事課議事調査担当副主幹    落合勝利君              議事課議事法務担当副主幹    真田貴之君              議事課主査           中津宜大君              議事課主査           安田幸則君     --------------------------------     午前10時00分開議 ○議長(田矢修介君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は36人であります。議員定数の半数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 日程第1、議案第7号から第51号まで及び第54号を一括議題といたします。 議題に関し、各常任委員長の報告を求めます。 最初に、建設水道委員長田中千福議員。     〔19番 田中千福君 登壇〕 ◆建設水道委員長(田中千福君) おはようございます。 去る3月17日、建設水道委員会を開会し、当委員会に付託されました議案19件について、執行部出席のもと、さらに説明を受け、審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告申し上げます。 議案第7号津市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定についてでは、委員から、市内4地区が風致地区となっているが、なぜこれらの場所が指定されているのかとの質疑があり、執行部から、風致地区は、昭和14年に都市計画決定がされており、白砂青松の風光明媚な海浜、植松等が茂る樹林地として、この4地区が指定されているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、制定された当時と現在とでは、随分環境等が変わったように見受けられるが、そういったことを精査したことはあるのかとの質疑があり、執行部から、確かに昭和14年当時と比べるとかなり樹林地等は減ってきているが、今のところ、職員が目視で確認した状況であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、きちんと説明ができるよう現状把握をするべきであるとの発言がありました。 議案第21号市道路線の認定についてでは、委員から、未舗装の道路であっても認定されるのかとの質疑があり、執行部から、未舗装であっても生活道路として利用されていれば認定しているとの答弁がありました。 また、同委員から、今回認定しようとする道路の中にもややこしい道路があるように思うが、住宅団地などの開発時に、安全面等において余り好ましくない道路形態があった場合は、きちんと指導しているのかとの質疑があり、執行部から、開発協議の中で、道路の幅員や隅切り等について指導しているとの答弁がありました。 議案第22号平成25年度津市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会付託分では、委員から、土地区画整理費、繰出金の減額について質疑があり、執行部から、土地区画整理事業特別会計の中で、委託料、工事請負費・補償、補填及び賠償金などが減になったことから、収支の均衡を図るための減計上となったとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、賠償金が減になったということは、移転協議がうまくいかなかったということだと思うが、いつまでに整備をするという計画はあるのかとの質疑があり、執行部から、協議が難航しているところが数件あり、もちろん地権者との協議を優先して粘り強く交渉を続けていくが、どうしても協議がつかない場合は、土地区画整理法に基づく直接施行も考えており、平成27年度末ぐらいまでには、近鉄変電所を除き、大方の移転を終えたいと考えているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、努力しているのはわかっているが、周辺の踏切等の拡幅についても地域の方の強い要望があり、早期に事業が完了できるよう取り組まれたいとの発言がありました。 議案第31号平成25年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)では、委員から、貸付金の焦げつきがあると聞いているが、どれくらいあるのかとの質疑があり、執行部から、過年度分として8億5,000万円ほどあるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、徴収体制と回収見込みについて質疑があり、執行部から、滞納者宅を訪問して納付指導するとともに、借受人が死亡した場合は相続財産管理人を選定し、不動産売却の配当金を返済に充てている。今後も粘り強く納付指導に取り組んでいくとともに、法的措置も踏まえて対応していきたいとの答弁がありました。 討論として、委員から、借りたものを返さないというのは、市民感情として納得できないものがあり、滞納整理に関し一層の努力を求めるとの態度表明がありました。 議案第35号平成26年度津市一般会計予算のうち、当委員会付託分では、委員から、第4款衛生費、第5項産業廃棄物処理費の内容について質疑があり、執行部から、当予算は、雲出長常町にある津市南部産業廃棄物最終処分場の維持管理に要する予算であるとの答弁がありました。 また、同委員から、交通安全施設等整備事業に関し、警察が設置する施設と国道における信号機の設置者について質疑があり、執行部から、横断歩道など交通規制にかかわるものは公安委員会が設置し、カーブミラーやガードレールなど道路管理にかかわるものは、県道であれば県、市道であれば市と、それぞれの道路管理者が設置している。信号機は、国道であっても公安委員会が設置するとの答弁がありました。 また、別の委員から、道路維持費に関し、平成25年度と比較して約2億円の増額となっているが、計画的に上乗せしたものかとの質疑があり、執行部から、平成26年度から交付金事業を活用し、舗装の維持修繕等の工事と道路ストックの総点検としてインフラの修繕にかかることとしているとの答弁がありました。 また、同委員から、橋りょう維持費に関し、市内には多くの橋がある中、予算が2,000万円では少ないのではないかとの質疑があり、執行部から、当予算では、主要31路線の中で橋長が15メートル未満の59橋について、新たに長寿命化計画を策定する委託業務料と国の補助金を活用しながら修繕する費用を見ているが、市の管理する橋は2,300橋ほどあり、市単独事業においても順次把握していきたいとの答弁がありました。 また、同委員から、交通安全施設等整備事業に関し、地域からカーブミラー等の設置に係る要望がたくさんあると思うが、この予算でどれくらい見込んでいるのかとの質疑があり、執行部から、当予算では、20から30カ所分を見込んでおり、総合支所管内についてはこの予算とは別に、地域インフラ維持・補修事業の中で予算計上し、各地域の要望に対応していきたいと考えているとの答弁がありました。 議案第40号平成26年度津市簡易水道事業特別会計予算では、委員から、消費税増税に伴う負担増はどれくらい見込んでいるのかとの質疑があり、執行部から、月90円から100円程度の負担増になるとの答弁がありました。 討論として、委員から、消費税増税で市民生活が厳しくなる中、市民に負担させることには賛成できないとの態度表明がありました。 また、別の委員から、消費税の増税は、国が法律で決めたことで日本に住む以上、法律を守らなければいけないとの態度表明がありました。 議案第41号平成26年度津市農業集落排水事業特別会計予算では、委員から、歳入において督促手数料があるが、払ってくれない人がいるのかとの質疑があり、執行部から、合併前から各市町村が農業集落排水事業を手がけているが、各地域とも十数人の滞納者がいるとの答弁がありました。 また、別の委員から、消費税増税に伴う負担増はどれくらい見込んでいるのかとの質疑があり、執行部から、月87円程度の負担増になるとの答弁がありました。 討論として、委員から、議案第40号と同様、消費税の増税分を市民に負担させることには賛成できないとの態度表明がありました。 また、別の委員から、国民は税金を払わないといけないとの態度表明がありました。 議案第43号平成26年度津市下水道事業特別会計予算では、委員から、消費税増税に伴う負担増はどれくらいかとの質疑があり、執行部から、月72円ほどの負担増になるとの答弁がありました。 また、別の委員から、一般会計からの繰入金について質疑があり、執行部から、通常の経費は使用料収入で賄えており、繰入金は、雨水に関する経費など、一般会計を繰り入れてもよいとされているものや、資本費の公債費などに充てているとの答弁がありました。 討論として、委員から、水道、下水道など、ライフラインにかかわるものに消費税の増税分を負担させるのは反対であるとの態度表明がありました。 議案第44号平成26年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算では、討論として、委員から、議案第31号と同様、借りたものは返すのが当然であり、焦げつきを許しているのは問題で賛成しかねるとの態度表明がありました。 議案第46号平成26年度津市水道事業会計予算では、委員から、地方公営企業会計制度の改正によって赤字が大きくなると聞いたが、どういうことかとの質疑があり、執行部から、今回の改正で退職給付引当金の計上が義務化され、またその他の関係経費も含め、一時的に特別損失として計上する必要があることなどから、平成26年度はマイナスとなるが、平成27年度からは、この特別損失の部分がなくなるため、むしろ利益が出る形になる。今回の改正により、見た目はこれまでと大きく変わってくるが、これをもって津市水道事業の現状の経営が大きく変わるものではないとの答弁がありました。 また、同委員から、現在、現金として幾らあるのかとの質疑があり、執行部から、期末の残高として58億円くらいになるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、たくさんお金を残すのは、本来よくないことだと思うが、どう考えるかとの質疑があり、執行部から、万が一の場合を考えると、水道料金の1年分を持っておくべきであるという考え方もあり、今後の管路の更新や施設の耐震化等への対応を踏まえると、必要な額であると考えている。今後においては、起債との関連もあわせて、現金の活用を考えていかなければならないと認識しているとの答弁がありました。 また、別の委員から、消費税増税分の負担増について質疑があり、執行部から、月約120円の負担増となるとの答弁がありました。 討論として、委員から、生命に直結するような水道事業に消費税増税額を負担させることに反対するとの態度表明がありました。 以上が、審査における主な過程であります。 その結果、議案19件のうち、議案第31号、第40号、第41号、第43号、第44号及び第46号は、賛成委員多数をもって可決、他の各案は全会一致をもって可決と決した次第であります。以上で、報告を終わります。 ○議長(田矢修介君) 次に、教育厚生委員長小林貴虎議員。     〔24番 小林貴虎君 登壇〕 ◆教育厚生委員長(小林貴虎君) おはようございます。 去る3月18日、教育厚生委員会を開会し、当委員会に付託となりました議案10件について、執行部出席のもと、さらに説明を受け、審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告申し上げます。 議案第22号平成25年度津市一般会計補正予算(第7号)中、当委員会付託分では、歳出第4款衛生費について、委員から、妊婦健康診査委託料が減額となった理由について質疑がなされ、執行部から、健診回数が当初予算で想定していたものより少なかったためであるとの答弁があり、これを受け、同委員から、非常に重要な検査であり、1人14回健診の予算が確保されていることから、確実に検査を受けていただけるよう事業を進めていただきたいとの発言がありました。 議案第35号平成26年度津市一般会計予算中、当委員会付託分では、歳入第21款諸収入について、委員から、児童・生徒用ヘルメット保護者負担金について質疑がなされ、執行部から、これまでは年度当初のみヘルメットを購入していたが、現在はどの時期でも購入できるようにしており、PTAの会議や校長会等においても、ヘルメットを着用するよう依頼しているとの答弁があり、これを受け、同委員から、ヘルメットの着用は防災上からも有効であり、着用の強化をしていくべきであるとの発言がありました。 次に、歳出第3款民生費について、委員から、げいのうわんぱーくについて質疑がなされ、執行部から、この場所は既にオープンしている子育て支援センターや、既設の芝生広場が活用でき、保護者や子どもたちからの屋内と一緒に屋外でも遊べる施設の充実といったニーズを形にできる場所として選定したものであり、利用者数は年間約1万2,000人を見込んでいるとの答弁がありました。 また、別の委員から、保育士の現状と加配について質疑がなされ、執行部から、現在、正規保育士が250名、臨時保育士が238名であり、加配については、その必要が生じた段階で募集をかけているとの答弁がありました。 また、同委員から、生活困窮者自立支援制度施行円滑化特別対策事業について質疑がなされ、執行部から、平成27年4月から法の施行に伴い、生活保護に至る前の段階における自立支援策の強化を図るもので、50万円の予算計上については、この事業を行うに当たり、相談支援員などの研修費、啓発用のパンフレットなどの作成費用であるとの答弁がありました。 これを受け、同委員から、この自立支援相談制度の対象者数と体制について質疑がなされ、執行部から、対象者は、年間700から800名程度が見込まれる、また体制については、横の連携をもち、全庁的に取り組んでいくものであり、来年度は自立支援の特命担当副参事を新たに設けるとの答弁がありました。 また、別の委員から、臨時福祉給付金について質疑がなされ、執行部から、給付の対象者は、原則、市町村民税非課税の方で、5万人弱が対象者になるものと考えている。周知方法については、ホームページへの掲載や市税の通知とともに申請書などを同封する方向で検討しているとの答弁があり、これを受け、同委員から、申請方式であることから、書類をわかりやすくするなど、手続上の配慮をしていただきたいとの発言がありました。 また、同委員から、緊急通報装置事業について、対象者の所得制限を外すべきではないのかとの質疑がなされ、執行部から、緊急通報装置は非常に有効なものと認識しており、積極的に普及していきたいと考えているが、他の施策の関係もあり、非課税世帯を対象としているとの答弁がありました。 また、同委員から、昨年の生活保護基準引き下げ額ケースワーカー担当世帯数について質疑がなされ、執行部から、60歳から70歳代以上でおよそ月額1,000円から2,000円程度、40歳から60歳代でおよそ月額1,500円程度の減額である。また、ケースワーカー1人当たりの担当世帯数は104件から105件であるとの答弁があり、これを受け、同委員から、1人当たりの担当件数を国の基準である80件ぐらいになるよう、職員を要求すべきであるとの発言がありました。 また、別の委員から、障がい者相談支援センターの相談業務について質疑がなされ、執行部から、委託先5事業所から9名が常駐しており、相談件数としては、訪問、来所、電話などで一月当たり1,334件の相談があるとの答弁があり、これを受け、同委員から、津市は広域で多くの相談がある中で、障がい者相談支援センターが1カ所であり、しっかりとした相談支援が行えるのかとの質疑がなされ、執行部から、ケアプランの事業所での相談対応などを踏まえ、センターのあり方を検討していきたいとの答弁がありました。 次に、歳出第4款衛生費について、委員から、予防衛生事業等の減額について質疑がなされ、執行部から、子宮頸がんワクチン接種の積極的勧奨を控えていることや、印刷製本費などの減額が主な原因であるとの答弁があり、これを受けて、同委員から、これからの課題として高齢者の認知症チェックや、骨粗鬆症などの検診の導入も検討していただきたいとの発言がありました。 次に、歳出第10款教育費について、委員から、教育総合支援事業における賃金の内訳について質疑がなされ、執行部から、生きる力育成サポーター28名分、外国語指導助手20名分、特別支援教育支援員146名分、図書館司書19名分の賃金であり、特別支援教育支援員については昨年度から12名増員し、その分が増額となっているとの答弁がありました。 また、別の委員から、学校施設維持補修事業について、人件費や材料費が値上がりしてきている中、この予算で100%実施できるのかとの質疑がなされ、執行部から、2月に国が改定した設計単価をもとに設計を組んでおり、この予算の中で実施できるものであるとの答弁がありました。 また、同委員から、トイレの洋式化に伴う、暖房便座やウォシュレット機能の必要性について質疑がなされ、執行部から、現在、各家庭のトイレも洋式化されてきており、同程度の機能を有していることから、そういった家庭環境を踏まえた上で導入するものであるとの答弁がありました。 また、別の委員から、小中一貫教育推進事業について、今までの小中連携では問題があるのかとの質疑がなされ、執行部から、小中一貫の9年間を見通すことによって、小中連携で課題のあった学力向上や、学校生活の充実などに結びつくものであるとの答弁があり、これを受けて、同委員から、今までも小学校、中学校の教師は9年間を念頭に置いて教育をしていたのではないか、また、教師の多忙化につながるのではないかとの質疑があり、執行部から、小中一貫教育に先進的に取り組んだ中学校区において、学力向上や子どもたちがしっかり落ち着いて勉強ができるようになったとの実績が上がっており、それらをもとに進めるものである。また、教師も初めは多少時間を割かなければならないが、小・中学校の教師が一緒になって子どもたちの教育に邁進していきたいとの答弁がありました。 これを受け、同委員から、取り組みの実証を討論し、教師や保護者、子どもたちの声を十分に聞いているのかとの質疑がなされ、執行部から、小中一貫教育推進委員会を開き、各中学校区の方や外部の方の御意見を聞き、検証していきたいとの答弁がありました。 また、別の委員から、戸木小学校の改修について質疑がなされ、執行部から、児童数の増加により教室が不足していることから、来年度に増築に係る設計をするものであるとの答弁があり、これを受け、同委員から、児童数の増加により運動場や学童保育の問題など、今後の課題を念頭に置いていただきたいとの発言がありました。 討論としては、当議案には、小中一貫教育、土曜授業の予算が計上されており、教師の多忙化への対応もなく、また、子どもたちを数値目標で追い立てる小中一貫教育に反対する。さらに、厳しい生活が強いられる生活保護受給者への支給引き下げに反対する立場から、この議案に反対するとの態度表明がありました。 議案第37号平成26年度津市国民健康保険事業特別会計予算では、委員から、保険財政共同安定化事業拠出金の増額の内訳について質疑がなされ、執行部から、20万円以上の高額な医療費に対する拠出金が、来年度は2万円以上の医療費に対して拠出することになったためである。また、これに伴い、歳入についても同様に増額となるとの答弁がありました。 討論として、厳しい経済状況の中、高過ぎる国民健康保険料を払わなくてはならない、また、払いたくても払えない滞納世帯の見きわめも十分にせず、資格証を発行することは命にかかわることである。さらに、国民健康保険の広域化は住民へのきめ細かな対応ができなくなる。国民健康保険は社会保障制度であるという立場から、この議案に反対するとの態度表明がありました。 議案第38号平成26年度津市介護保険事業特別会計予算では、委員から、計画策定等関係事業の委託料の増額理由について質疑がなされ、執行部から、次期の介護保険事業計画の作成業務委託料であり、3年に一度策定することになっているとの答弁がありました。 討論として、介護保険制度は、保険あって介護なしと言われており、市独自の保険料や利用料の減免措置がないことから、この議案に反対するとの態度表明がありました。 議案第39号平成26年度津市後期高齢者医療事業特別会計予算では、委員から、後期高齢者医療の保険料の増額について質疑がなされ、執行部から、三重県全体で1人当たり5.52%保険料が上がるもので、全国で一番高いところが1人当たり9万7,098円、最低が3万8,457円であり、津市は5万6,497円であるとの答弁がありました。 討論として、ことし4月から保険料が大幅な値上げとなり、医療費の増額がそのまま保険料にはね返ってくる。年齢差別の医療制度であり、早期廃止を求める立場からこの議案に反対するとの態度表明がありました。 以上が、審査における主な過程であります。 その結果、当委員会に付託になりました議案10件のうち、議案第35号、第37号、第38号及び第39号は、賛成委員多数をもって可決、ほかの各議案については全会一致をもって可決と決した次第であります。以上で、報告を終わります。 ○議長(田矢修介君) 続いて、経済環境委員長、青山昇武議員。     〔11番 青山昇武君 登壇〕 ◆経済環境委員長(青山昇武君) おはようございます。 去る3月19日、経済環境委員会を開会し、当委員会に付託になりました議案12件について審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告申し上げます。 まず、議案第16号津市落合の郷の設置及び管理に関する条例の一部の改正についてでは、現行の条例では、バーベキュー施設の使用料は1箇所につき炭等の原価相当額とありながら、実際には1人につき300円を徴収していることについて質疑がなされ、執行部からは、隣接する錫杖湖畔キャンプ場のバーベキュー施設や落合の郷の屋外工房の使用料との均衡を図るべく1人1回300円を徴収しているとの答弁がなされました。 このことを受け、委員からは、このことは悪く言えば市民をだましていたということになるのではないかとの質疑がなされ、執行部からは、使用料についての考え方を説明していなかったことは非常に申しわけなく思っている。今回、実情に合わせた条例改正を行った上で、実態に合った運営をしていくとの答弁がなされました。 また、別の委員から、これまで条例違反ではなかったのかとの質疑がなされ、執行部からは、炭等の原価相当額という曖昧な表現ではあるが、近隣施設等に準じた運用を図っていたことからすれば、必ずしも条例違反をしてきているとまでは言い切れないと考えているとの答弁がなされました。 このことを受け、同委員からは、合併後8年間も曖昧なままで放っておいたこと自体がおかしい。今後は適切に行うようにとの発言がなされました。 討論として、今回の改正は市民サービスの低下の範疇に入ることから反対をするとの態度表明がなされました。 次に、議案第35号平成26年度津市一般会計予算付託分、歳出第4款衛生費では、ごみ処理施設管理運営事業の委託料における費用対効果の検証について質疑がなされ、執行部からは、過去、費用対効果を検証した上で委託のほうが効果的であるとの判断のもと、委託業務に移行してきたが、現在は検証していないとの答弁がありました。 このことを受け、同委員からは、委託後間もないことを理由に、職員が検査や保守点検に同席していることで時間外勤務がふえていると耳にしている。委託後における精査、検証をぜひお願いしたいとの発言がなされました。 また、別の委員からは、新エネルギー利用推進事業における5キロワット未満の太陽光発電の助成事業の見直しについて質疑がなされ、執行部からは、エネルギーの地産地消や、CO2削減に協力していただくために5キロワット未満の助成を行うことはよいことではあるが、限られた財源の配分からすれば、有効に補助金を活用していただくために5キロワット以上の補助を進めたいとの答弁がなされました。 また、歳出第7款商工費では、経済政策に関し、住宅リフォーム助成について質疑がなされ、執行部からは、補助金は公益性がある場合に交付できるものであることから、個々の家庭のリフォームに対し補助金を交付することは、もう少し研究が必要であるとの答弁がなされました。 また、観光施設維持管理事業における長谷山の登山道の維持管理について質疑がなされ、執行部からは、地域の方へ見回りを委託し、倒木等の連絡を受ければ津北工事事務所へ対処の依頼を行っているとの答弁がなされました。 また、同委員から、長谷山の観光資源としてのアピール方法及び整備について質疑がなされ、執行部からは、最近はボランティアガイドの協力により長谷山の紹介がなされている。また、津北工事事務所が登山道等を舗装整備し、比較的登りやすくなっているとの答弁がなされました。 討論として、新最終処分場等の建設事業について、地元住民との合意がまだ十分になされていないことから反対をするとの態度表明がなされました。 次に、議案第36号平成26年度津市モーターボート競走事業特別会計予算、歳出第1款競艇事業費では、本場開催事業の負担金における日本財団交付金の率について質疑がなされ、執行部からは、月単位の売り上げ金額により率は変動となるが、約2.5%であるとの答弁がなされました。 このことを受け、同委員からは、利益に対する率ではないことから、もっと率を下げる努力をしなければ売り上げがふえても意味がないのではないかとの発言がなされました。 また、歳入第1款競艇事業収入では、ツッキードームの活用策について質疑がなされ、執行部からは、レース開催日以外の有料での昨年度実績は1件であった。今後は、レース開催中を含め、集客のためにいろいろな方法を用いて有効に活用していきたいとの答弁がなされました。 討論として、公営ギャンブルはすべきではないとの立場であること及び収益の一部が特定の一族に流れる仕組みになっていることから、反対をするとの態度表明がなされました。 以上が、審査における主な過程であります。 その結果、議案12件のうち、議案第16号、第35号及び第36号は、賛成委員多数をもって可決、他の各案は全会一致をもって可決と決した次第であります。以上で、報告を終わります。 ○議長(田矢修介君) 最後に、総務財政委員長、山崎正行議員。     〔35番 山崎正行君 登壇〕 ◆総務財政委員長(山崎正行君) 皆さん、おはようございます。 総務財政委員長の山崎でございます。 去る3月20日、24日及び25日の3日間、総務財政委員会を開会し、当委員会に付託されました議案12件について、執行部出席のもと審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告を申し上げます。 何分にも慎重審査を行いましたので、報告に関しましても非常に内容が濃く、報告も多岐でございますので、時間も要しますことをまず御了承願いたいと思います。 それでは、議案第11号津市職員の給与に関する条例の一部の改正についてでは、委員から、減額の総額と階級ごとの減額率及び金額について質疑があり、執行部から、減額する総額は約1,900万円で、階級ごとの減額率及び1人当たりの減額の金額は、8級は10%で約12万5,000円、7級は7%で約6万6,000円、6級は5%で約3万9,000円、5級は3%で約1万9,000円であるとの答弁がありました。 討論として、委員から、管理職は重い職務についており、残業手当のつかない管理職に残業をしてもらうという方向性もある中、労働意欲をより向上させるためにも管理職手当のカットはやめるべきであり、反対するとの態度表明がありました。 また、別の委員からも同様の理由で反対するとの態度表明がありました。 続いて、議案第13号津市財産に関する条例の一部の改正についてでは、委員から、借地借家法による改正との説明であったが、例えば公共施設等に活用するために取得したポルタひさいについて、公共施設として活用できないテナント部分まで取得したことはどのように解釈するのかとの質疑があり、執行部から、確かに借地借家法を引用しているが、その中の定期借地権の規定に対応するための条例改正であり、当議案は土地の貸し付けに関することであるため、建物の一部分をテナントとして貸し付けるポルタひさいのことと今回の条例改正の内容は違うと理解しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、問題が起こったときは責任をとらなければならないとの発言がありました。 引き続いて、議案第22号平成25年度津市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会への付託分では、委員から、市たばこ税の増額について質疑があり、執行部から、毎年消費量が5%程度ずつ減少し続けてきたが、平成25年度は減少幅が少なく、予想を上回る消費が見込まれることから増額するものであるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、市の財政が苦しい中、特に歳入は厳しく査定しなければいけないとの発言がありました。 また、同委員から、地方揮発油譲与税の減額について質疑があり、執行部から、環境への影響を考慮したエコカーの増加や、円安による輸入価格の高騰により需要が減少したことなどの理由から減額しようとするもので、今後は、適正な予算計上ができるよう努力していきたいとの答弁がありました。 また、同委員から、地方債について、昨今の利率から見ると高過ぎると思うが、見直す気はないのかとの質疑があり、執行部から、国が低金利政策として利率を据え置いている状況で、地方債は実質1年先の借り入れとなるので、その辺の状況も見きわめて適正な利率を研究していきたいとの答弁がありました。 また、別の委員から、白山総合文化センター使用料の増額理由について質疑があり、執行部から、使用回数等に大幅な増加はなかったが、有料で使ってもらう回数が多かったため、見込みより増加したとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、160万円の予算で160万円の補正とは甘い予算であったのではないかとの質疑があり、執行部から、例年の推移から見る中、当初予算を計上したものであるが、予算の見積もりに当たっては、長期スパンで見ていくことが大事であり、積算が甘かったと反省しているとの答弁がありました。 また、同委員から、久居まつりを白山総合文化センターで行ったと思うが、減免措置となっていたのかとの質疑があり、執行部から、減免措置を行ったとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、久居市民会館は休館されており、これからも減免措置を行うなど、公正にするべきであるとの発言がありました。 また、同委員から、合併してから9年目であるにもかかわらず、久居市民会館にかわる施設を建てるのにまだ四、五年かかるとはどういうことかとの質疑があり、執行部から、地域の方に御迷惑をかけているが、皆さんの意見を反映して早急に事業着手できるように努めていきたいとの答弁がありました。 また、同委員から、庁舎等整備事業債に関し、久居庁舎について、昨年の財産取得の議案では、公共施設等に活用するためにポルタひさいを取得すると説明していたが、合併特例債がきかないテナント部分まで購入して無駄遣いをしている。市民の税金を有効に使わせていただきながらまちづくりをするべきではないかとの質疑があり、執行部から、結果としてテナント部分は合併特例債に適用されなかったのは事実だが、ポルタひさいは、久居駅周辺地区のまちづくり事業の一環として取得したものであるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、耐震性において危険である現在の久居庁舎を建てかえたら合併特例債もきき、何の問題がないのではないか。将来の津市の財政状況から鑑みても大きな問題であるとの発言がありました。 また、別の委員から、ふるさと津かがやき基金寄附金について質疑があり、執行部から、昨年来の実績から当初100万円を計上していたが、平成25年度は既に3月10日現在で約740万円の寄附をいただいているため、当初と合わせて900万円の予算を計上しようとするもので、今後もPRに努め、予算額を超える決算となるよう努力していきたいとの答弁がありました。 また、同委員から、オータムジャンボ市町村交付金についての質疑があり、執行部から、宝くじの売り上げに応じて県から交付を受けるものであるとの答弁がありました。 また、別の委員から、公用財産管理事業の通信運搬費に関し、公用携帯電話について質疑があり、執行部から、各部署と必要性等のヒアリングを行い、本年度75台を配置している。また、各担当で外出業務等が重なる場合も想定し、貸し出し用として財産管理課には10台配置しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、今後は使用状況等の実態も調査し、必要な部署に必要な台数を配置するよう求めるとの発言がありました。 また、同委員から、地域振興費の地域審議会事業に関し、地域審議会の開催状況、また、審議会が形骸化しているようなことはないのかとの質疑があり、執行部から、当初、各地区5回、延べ50回の開催を予定していたが、3月末の予定も含め、延べ36回の開催予定となっている。また、総合計画後期基本計画の策定に当たり、地域の声を集約するなど、それぞれの地区の特色に応じて協議していただいているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、もっと地域審議会を活性化させるよう取り組みを強化していただきたいとの発言がありました。 また、同委員から、防災費の防災対策事業に関し、自主防災活動の活性化交付金の執行状況について質疑があり、執行部から、地域の防災力向上に向け、自主防災会の活動が活性化するよう交付金の啓発に努めてきたが実績が上がらなかった。来年度からは、新しい補助金制度の設立等も含め、一層の啓発に取り組んでいくとの答弁がありました。 また、別の委員から、スポーツ振興費に関し、津市産業・スポーツセンターについて、2億4,000万円の消費税増税分もこの減額の中に含まれているのかとの質疑があり、執行部から、増税分も含め継続費の中で対応していく考えであるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、全国で本年度に不調になった件数はどれだけあるのかとの質疑があり、執行部から、1月末現在で、全国52件の観光施設に係る公共工事の不調事例を対象に調べたところ、1回目の入札で落札したものが7件、2回目以降に落札したものが23件となっており、22件が不調となっているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、不調事例だけではなく、類似都市や本市と同程度の事業規模の全国的な成功事例を把握していなければ対比できないとの発言がありました。 また、別の委員から、津市産業・スポーツセンターに係る委託料の減額内容について質疑があり、執行部から、管理運営等手法調査業務委託料及びPR関連業務委託料の当初予算額と執行見込み額の差による減額であり、PR関連業務委託料の執行内容は、PR番組制作に係る放送業務内容の企画、立案に関する経費であるとの答弁がありました。 また、別の委員から、庁舎維持管理費の庁舎等整備事業に関し、減額内容について質疑があり、執行部から、美杉総合文化センターに係る当初予算額と執行額の差額が5,948万9,000円、ポルタひさいに係る当初予算額と取得金額の差額が3,689万7,000円となっているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、ポルタひさいの購入に当たっては鑑定を行ったはずだが、なぜこれほど安くなっているのかとの質疑があり、執行部から、平成24年度と25年度に鑑定を行い、ポルタひさいの大規模改修による建物の値上がりを見込んでいたものの、土地の下落が大きかったため値下がりしたものであるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、地価が下落している状況も踏まえ、合理性を持って予算を計上しなければならないとの発言がありました。 また、別の委員から、戸籍住民記録事業に関し、印刷製本費と施設修繕料の減額内容について質疑があり、執行部から、印刷製本費は、住民基本台帳カードを当初2,000枚で予算計上していたものを1,500枚の発注としたことなどによる減額であり、施設修繕費は電算室のドア修繕を見込んで予算計上したものの、修繕の必要がなかったことによる減額であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、予算はもっと精査して計上するべきであり、施設修繕料に至っては必ず修繕する前提で計上しなければならないとの発言がありました。 また、別の委員から、新斎場整備事業に関し、委託料の減額内容について質疑があり、執行部から、当初、市民部が周辺整備を、建設部が道路整備を行うことから、それぞれ予算計上していたが、道路整備と一体的に行ったほうが工期的、経済的にも有利なことから、建設部で対応することとなったため減額するものであるとの答弁がありました。 また、同委員から、公債費の償還元金および利子について質疑があり、執行部から、元金については繰り上げ償還分として約1億7,000万円の増額となっており、利子については、実際の借り入れ時において、より安く借り入れができるよう精査を行い、2,220万円の減額になっているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、当初予算計上時から大きな差が生じなく取り組んでおり、今後も引き続き頑張っていただきたいとの発言がありました。 また、同委員から、継続費について、廃止となる(仮称)津市産業・スポーツセンター建設事業の83億9,968万円の中に設計費が含まれているのかとの質疑があり、執行部から、設計費は含まれていないとの答弁があり、これを受けて、別の委員から、設計費の2億円が無駄になったのではないかとの質疑があり、執行部から、設計は有効なものであり、設計自体を廃止するものではないとの答弁がありました。 また、別の委員から、津市財産に関する条例では、第2条で取得前の措置に権利を消滅させる必要があり、また第8条では、市の財産の貸付期間は3年となっており、条例に抵触するのではいかとの質疑があり、執行部から、第2条に「消滅させる等適当な措置」とうたわれており、適当な措置の一つであると考えるとの答弁があり、第2条の解釈としては、久居都市開発とテナントとの契約を地位承継契約という形で、テナントと津市との関係において引き継いでいるという整理であり、第8条については、相手方の意向も整っての地位承継契約であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、条例で貸し付け期間は3年となっているのに地位承継契約をもって、何を根拠に条例を違反してもよいと判断しているのかとの質疑があり、執行部から、地位承継契約の期間が終わった段階で、条例に基づき対応していくとの答弁がありました。 また、別の委員から、久居都市開発株式会社が当初契約を締結した際の契約期間について質疑があり、執行部から、当該契約書は会社が保有するもので手元にないことから確実なことは言えないが、現在の契約期間はもとの契約を承継したものになっているとの答弁がありました。 これを受けて、別の委員から、再度、津市が締結した契約は条例違反ではないかとの質疑があり、執行部から、本件は、区分所有に基づいて津市が久居都市開発株式会社から購入したことから地位承継契約と認識しており、最高裁の判例に倣って、前貸し主がつけた条件をそのまま承継し、借り主が不利にならないよう契約を行った。ただ、条例に沿った貸し付け期間に改めていく協議も必要であると考えていることから今後の検討課題としたいとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、契約を締結する前に協議をするべきではなかったのかとの質疑があり、執行部から、貸し付け期間の協議がおくれていることについては申しわけなく思っているとの発言がありました。 また、同委員から、財産の貸し付け額について質疑があり、執行部から、津市財産に関する条例には、普通財産の貸し付けに対しては相当の貸し付け料を徴収しなければならないとあることから、契約前に精査し、適正な価格を設定しているとの答弁がありました。 また、同委員から、前貸し主から引き継いだ敷金等について質疑があり、執行部から、平成25年7月1日付で敷金4,768万7,620円、保証金183万円が入金され、現在も保管しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、敷金等の入金について、補正予算に上がっていたのか、また、地方自治法では、適切な対価なくしてこれを譲渡もしくは貸し付けてはならないとなっているが、本当に適切な金額だったのかとの質疑があり、執行部から、歳計外現金としての取り扱いをしているため、補正予算では上がっていない。また、この敷金等は久居都市開発からそのまま引き継いだものであるとの答弁がありました。 また、同委員から、賃貸借契約をしている17件のうち保証金を入れているのは2件だけであることと、契約の中に保証人が入っていないのはどういうことかとの質疑があり、執行部から、久居都市開発から引き継いだものであり、この2件は保証金の預かり期間が長い契約になっているため残っていると考えられ、保証人については、前貸し主である久居都市開発が契約した中に保証人の条項があるものとないものがあり、9件は保証人の条項がある契約となっているとの答弁がありました。 委員間討議として、委員から、ポルタひさいを買い取る議案と、その財源に合併特例債が充当できる部分と充当できない部分があることとの整合性はどのように判断されるのか意見を伺いたいとの発言があったが、他の委員からは意見はなく、討論として、委員から、ポルタひさいは合併前に破綻した駅前再開発事業を損害担保契約によって債務を行政に転嫁させ、さらに、行政は実態に合わない収支を示して処理を先送りし、存続させ、合併後の津市に負担を押しつけたものであり、第三セクターの債務を自治体に転嫁し、税金による負担をするものである。そのポルタひさいへの総合支所移転のための公有財産購入費が含まれている本議案には反対するとの態度表明がありました。 また、別の委員からは、久居都市開発株式会社は、合併してからも明瞭な会計、経理で会社として成り立っていた。しっかり運営していれば問題はなかった。このままでは津市の財政に大きな汚点を残すと同時に、市民に対して大きなツケを回すようなことになることから、本議案には反対するとの態度表明がありました。 続きまして、議案第35号平成26年度津市一般会計予算のうち、当委員会への付託分では、委員から、滞納繰り越し分を解消するための取り組みについて質疑があり、執行部から、平成25年6月1日現在で、約27億円の滞納があり、今年度はこの1月末現在で、そのうちの6億円を回収している。これについては、収税課の職員が財産調査等を行い、また催告等も併行し、本人との接触もとり、納税相談も行い、その中で財産のある方については滞納処分を行い、市税に充当しているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、支払い能力のない者についてはどのようにしているのかとの質疑があり、執行部から、支払い能力がないという方については、納税相談等を行い、払える部分について納税をお願いしている。それでも財産等もほとんどなく、生活保護に近い状態であれば、滞納処分の執行停止の措置が税法上あり、家族財産調査も行うなど、適正な税収確保に努めていくとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、市の大切な財源であるので今後も一生懸命頑張って集金してほしいとの発言がありました。 また、同委員から、軽自動車税について、軽自動車三輪が予算計上されているが、実際には廃車状態ではないのか、またその確認をしているのかとの質疑があり、執行部から、登録があれば課税をしていくことになり、個々の確認はしていないとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、軽三輪に限らず、廃車せずに登録だけの車に課税し、最終的には欠損処理をするというのでは問題であり、実態の調査をしていくべきではないかとの質疑があり、執行部から、実際に持っていない場合は現地調査も行い、職権で登録を抹消していきたいとの答弁がありました。 また、別の委員から、車検が切れたまま納付がない場合について質疑があり、執行部から、3年納付がない場合には、課税保留になるとの答弁がありました。 また、別の委員から、東京事務所管理運営事業について、予算が昨年度と比べ増額となっている理由について質疑があり、執行部から、平成25年10月から毎月、東京にて「つデイ」を開催しており、そのイベント開催に伴う本庁からの応援職員の旅費、来場者向けのノベルティーの購入経費、チラシ印刷経費が昨年度と比較し、ふえたことによるものであるとの答弁がありました。 また、別の委員から、市民生活事業において、防犯灯設置補助が減額となっている理由について質疑があり、執行部から、過去5年間、集落間防犯灯を含む設置工事を国の補助を受けながら実施してきた結果、自治会等からの要望が減ってきたことにより減額したが、地域の要望には応じられる予算額を計上したとの答弁がありました。 これを受けて、同委員からは、予算の減額により自治会の要望に応えられなくなった場合は、増額補正も検討されたいとの発言がありました。 また、別の委員からは、この予算額で十分に安全確保ができるとは思えない、少し絞り過ぎた予算ではないのかとの発言がありました。 また、別の委員から、自治会関係事業において、自治会を通じた三重県の広報紙等の配布が廃止されることに伴い、交付金が減額になるようなことはないのかとの質疑があり、執行部から、自治会長、または自治会への交付金の減額はないとの答弁がありました。 また、車両管理事業において、購入が予定されるマイクロバス8台の活用方法について質疑があり、執行部から、現在使用しているマイクロバスの更新に伴う購入であり、これまでと同様、本庁、各総合支所において津市が行う行事の送迎を初めとする多目的な活用を図っていくとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、バスの運転業務に係る委託料及び一般職員による運転業務について質疑があり、執行部から、委託料の増額措置はしていない。また運転業務は、基本的に運転業務専属の職員等で行うようにしていくとの答弁がありました。 また、同委員から、情報管理費に関し、マイナンバー制度導入のスケジュールについて質疑があり、執行部から、平成27年10月に住民の方に番号カードが送付され、平成28年1月に利用が開始される予定であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、いろいろな情報を一元管理することにより、税の徴収や社会保障の給付がしやすくなるなど、市民によりも行政側にとって利便性の高いシステムではないのかとの質疑があり、執行部から、確かに行政側のメリットもあるが、手続が簡素化されるなど、市民の利便性につながると考えているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、なりすましの問題や情報漏えいの危険がある制度であるとの発言がありました。 また、同委員から、地域インフラ維持・補修事業の予算の配分について質疑があり、執行部から、本年度と同様の配分をして、必要に応じ、各総合支所間で調整しながら執行していくことになるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、支所長の権限で即応即答でき、小回りがきくということで設けられた制度だが、予算の絶対額が少なかったら結局要望には応えられない。きちんと対応できる予算を保証すべきであるとの発言がありました。 また、別の委員から、庁舎等維持管理事業のうち、ポルタひさいの共益費について質疑があり、執行部から、購入した分の共益費が約4,500万円、ふれあいセンターの平成27年1月から3月分の共益費が約240万円であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、購入分だけでも約4,500万円の共益費が必要となっており、この共益費の10年分で12億円の庁舎が整備できるのではないか、もっと合理性を持って予算を計上すべきではないかとの発言がありました。 また、別の委員から、コミュニティ施設の備品購入費について質疑があり、執行部から、簡易の可動式ステージ、机、椅子、ホワイトボードなどの備品購入に係る経費であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、必要なものは購入しなければならないが、他の施設で使える備品があればそれらを活用することで予算の削減につながるのではないかとの発言がありました。 また、別の委員から、防災費の工事請負費について質疑があり、執行部から、雲出伊倉津町に予定している防災物流施設の造成道路工事費であるとの答弁がありました。 また、同委員から、防災費の中に白塚から河芸までの海岸堤防整備に係る予算は含まれていないのかとの質疑があり、執行部から、漁港の関係で農林水産部の所管であるが、当初予算では計上されていないとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、海岸堤防7キロのうち、県管理の5キロについては、平成26年度に国の補助がつくと聞いており、市が管理する残り2キロについても補正を含めて防災の観点から整備ができるようにするべきではないかとの質疑があり、執行部から、県の事業と一体になって堤防の整備をしなければならないことは重々承知しており、県の事業化の動向を見ながら、連携を密にしてやっていきたいとの答弁がありました。 また、別の委員から、豊が丘地区の住居表示整理事業について、事業の完了はいつごろかとの質疑があり、執行部から、平成26年6月末ぐらいまでには完了したいと考えているとの答弁がありました。 また、別の委員から、住居表示事業を始めるに当たって、地域での認知度は低く、委員会から3分の1の反対があることに対し、配慮するよう意見もつけられていたと思うが、熟度は上がってきたのかとの質疑があり、執行部から、事業の節目でチラシを作成し、住民の皆さんが情報共有できるよう進めている。また、自治会長からもほぼ認知されているのではないかとの返答をいただいているとの答弁がありました。 また、同委員から、選挙費に関し、投票所の車椅子用の記載台の設置及びその規格について質疑があり、執行部から、必要な投票所には漏れなく設置しているが、高さについての規格は同一であるとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、非常に書きづらいという指摘を受けていることから配慮を求めておくとの発言がありました。 また、同委員から、不在者投票のできる施設について、投票行為の公平性が担保できているのかとの質疑があり、執行部から、施設管理者において立ち会いも同席しての投票をさせていることから担保できているとの答弁がありました。 これを受けて、同委員から、施設だけに委ねるのではなく、外部立会人の積極的な導入など、行政としてしっかり公平性を担保できるような取り組みを求めておくとの発言がありました。 また、別の委員から、斎場費に関し、新斎場の整備について、磨き砂の坑道には当たっていないのかとの質疑があり、執行部から、発注に当たってボーリング調査を6本、既存の調査資料3本とをあわせ事前分析を行っている。また契約締結後、くい工事において280本のくいを打ち込んでおり、当該施工においても異常はなかったとの報告を受けているとの答弁がありました。 また、同委員から、地元発注を48%以上との提案であったが、現在の状況はとの質疑があり、執行部から、現時点として56%の地元発注として確認しており、今後もモニタリングをしていくとの答弁がありました。 また、別の委員から、消防費の消防団の車両台数について分団によって偏りがあり、消防力整備計画においても見直しが必要だと記述があるが、整備に当たっての考え方はとの質疑があり、執行部から、合併以前のそれぞれの市町村の消防団が我がまちは守るということでいろいろな考えのもとにこれまで進んできた歴史のある消防団であるので、直ちに統一というのは難しい部分もあるが、最終的には、津市消防団ということで、基本路線は常備消防が示し、適正な車両配置も含め、計画のもとに今後統一された格好に持っていきたいとの答弁がありました。 また、別の委員から、泡の消火薬剤について、高いものであるが訓練にはどれだけ使用しているのか、また訓練の時期はとの質疑があり、執行部から、実際の災害時に使えないと困るので、訓練にも約1割ほど使用している。また人事異動による配置がえで、その車のある部署になった者は直ちに訓練を行っており、また定期的にも訓練をしている。 また、別の委員から、新規採用の消防職員が18人いるが、消防学校に入校している間、他の職員が余分に働かなければならないので、署員の健康管理も含めて人事配置してほしいとの発言がありました。 また、別の委員から、地方債の利率について、今の低金利時代から見ると高過ぎるのではないかとの質疑があり、執行部から、実際の借り入れが業務終了後になるため、早くてもおおむね1年後、事業を繰り越した場合には2年先となることなどから、ゆとりを持って計上しているとの答弁がありました。 討論として、委員から、スポーツセンターの約38億円もの増額は市民の理解が得られていないこと、職員2,500人体制となり、職員不足による市民へのサービス低下が顕著になっていること、合併前に破綻した駅前再開発事業を損害担保契約によって債務を行政に転嫁させ、税金で処理したポルタひさいに総合支所を設置しようとしていること、出生から終末までの履歴を全て閲覧できるようになり、個人情報、ひいては基本的人権が本当に守られているのかという危機感があるマイナンバー制度の導入予算になっていること、斎場の建設がPFI方式となっており、買い取りの予算が含まれていること、インフラ整備事業の予算をもっと増額すべきであること、居住表示についても地域住民の十分な合意形成には至っていないこと、人権に名をかりた同和事業が依然として行われていることから反対するとの態度表明がありました。 また、別の委員から、共益金という無駄なお金を払うよりも、そのお金を10年貯めておけば新しい施設が整備されるにもかかわらず、16年もたったポルタひさいを買い取ったことは大きな無駄遣いであること、来年1月、ポルタひさいに総合支所がオープンすると久居だけが駐車場代が必要となり公正な環境での使用とは言えなくなること、地元の環境が大きく変化するにもかかわらず、シミュレーションを行わず、住民の福祉の増進を図っているとは考えられないことから、反対するとの態度表明がありました。 以上が、審査における主な過程であります。 その結果、議案12件のうち、議案第11号、第22号及び第35号は、賛成委員多数をもって可決、他の各案は、全会一致をもって可決と決した次第であります。以上で、長くなりましたが報告を終わります。 ○議長(田矢修介君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対し質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 討論の発言通告がございますので、発言を許可いたします。 藤本智子議員。     〔8番 藤本智子君 登壇〕 ◆8番(藤本智子君) 日本共産党津市議団の藤本です。 議員団を代表して議案14件について反対の立場で意見を申し上げます。 議案第11号津市職員の給与に関する条例の一部の改正について、行財政改革の一環として平成19年から行われている管理職手当の一部カットですが、職員体制も厳しい中、管理職の仕事もふえ、職責も重くなっています。約1,900万円の財政効果ということですが、より積極的に仕事に打ち込んでいただくことで1,900万円以上の効果は期待できると考えております。職員の手当カットは取りやめ、その分職責を果たすということでプラス効果を発揮してもらうべきだという立場から、本議案には反対いたします。 議案第16号津市落合の郷の設置及び管理に関する条例の一部の改正について、市民サービスの低下に当たるということから本議案には反対をいたします。 条例の運用を適切に行うこともあわせて求めておきたいと思います。 議案第22号平成25年度津市一般会計補正予算(第7号)、総務財政委員会で長時間にわたり審議されましたこの補正予算には、減額補正ですが、ポルタひさい取得に関する予算が含まれています。昨年6月の取得議案でも申し上げましたが、旧久居市は、合併以前に破綻していた駅前再開発事業を建物の維持管理費や金利を低く見積もるなどの実態に合わない収支の見通しを議会に示し、調定の成立と債務負担行為を計上した補正予算の議決を得て、銀行と損害担保契約を結び、破綻している駅前再開発事業の処理を先送りしました。その結果、合併後の津市に債務を引き継いだ。つまりは、負担を押しつけたものです。第三セクターの債務を自治体に転嫁し、税金による負担をするものとして、私たちは購入に際しても反対の立場をとっており、ポルタひさい取得関係の予算が含まれていることから、この補正予算には反対いたします。 議案第31号平成25年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)、この会計につきましては、毎回申し上げておりますように、9億円近い焦げつきがあります。貸し付け時の問題等もありますが、貸し付け事業ですから、基本的には返してもらわなくてはなりません。担当部局のより一層の回収努力を求めるとともに、適切な処置を講じるよう求めておきます。 議案第35号平成26年度津市一般会計予算、4月からの消費税増税によって、市民の暮らしは、より一層厳しい状況に置かれます。そんなときだからこそ、地方自治体は市民の暮らしに寄り添う暖かい市政、そして優しい市政が求められています。しかし、残念ながらこの予算にはそうした点が見受けられません。 具体的に申し上げます。 反対理由の1点目は、2回の入札不調を受けて、新産業スポーツセンター建設予算を84億円から5割増しの122億円に増額しておりますが、このことは市民の理解が得られないと考えます。全国的にも入札不調が続いていると言われているこの時期に、5割増しの予算で3回目の入札に臨むのではなく、時期を待つなり、規模を縮小する、分割発注するなどの措置を講じるべきだというのが私たちの立場です。 2点目は、小中一貫教育の問題です。学力向上と学校生活の満足度を上げ、中1ギャップの解消、いじめゼロなどを達成しようというものですが、全国学力テストの平均点を全ての教科で全国平均を上回る、こういう数値目標が掲げられています。学力をつけることは大切なことですが、学力をつけることとテストの平均点を上回ることはイコールではありません。数値目標を掲げ、子どもたちを追い立てることはストレスを生み、学校生活の楽しさを奪うものです。こうした競争教育に追い立てることは、いじめゼロにも逆行することであり、数値目標と学校生活の満足度向上は矛盾した目標であると考えます。土曜授業の導入も唐突で、学校現場での戸惑いも大きい中、実施されるのは大いに問題だと考えています。 3点目は、職員2,500人体制です。職員の皆さんが生き生きと働き、市民の暮らしに寄り添うことが市民サービスの根幹です。2,500人という数字に根拠はないとしながら、合併時に決めたことだからと削減が進んできました。その結果、合併後10年とされていたものが前倒しで達成されています。職員削減により、各部署で人員不足が続き、時間外労働は依然として減らず、職員の疲弊が続いています。 今まで何度も指摘してきておりますが、保育現場では、正規職員と臨時職員の比率がほぼ半々です。年度当初から、臨時の方にも担任をもらっての体制となっており、年度途中の産休明け、育休明けなどを受け入れするための保育士を確保できず、待機児童を生む状況が続いています。もっと正規職員をふやすべきです。 また、生活保護のケースワーカーも国の指標の80世帯を大きく上回り、平均で100世帯余りを持っています。消防職員も消防力整備指針の全国平均の充当率を下回ったままです。防災に対しても平成24年、25年と体制を強化し、集中年間として取り組んできましたが、ことしからは、危機管理部の体制は平常ベースに戻ることになっています。しかし、南海トラフ地震の発生が懸念される中、職員体制のさらなる充実強化が求められているにもかかわらず、減らすということは逆行しています。 昨年6月に制定されました職員定数条例では、育休や研修などの人員を定数外と定める規定が設けられたことにより、若干の見直しが行われました。しかし、抜本的には2,500人体制を見直すことが必要だと考えております。 ほかにもこの予算でマイナンバー制度の導入経費が計上されておりますが、マイナンバー制度とは、国民共通番号制度とするもので、情報提供システムでの提供の求めがあった場合には、マイナンバー情報を提供する義務が行政には発生します。個人情報が本人の同意なく提供されることとなり、個人情報保護の点から極めて重大な問題を含んでいます。この制度導入には、利便性の向上が掲げられていますが、個人の利便性よりも税の徴収強化や社会保障の給付の制限などに用いられる危惧があり、行政側の利便性のほうが強い状況です。今でも介護と医療の合算制度などに見られるよう、一定の情報は自治体の中のデータ管理によってやりとりされており、一定の利便性の確保がされております。さらに個人の利便性も高まるとしても、個人情報保護の対策、成り済まし防止の対応などがとられているという状況ではありません。出生から終末まで全ての情報が管理されることは、人権上も大きく問題があると考えております。こうしたマイナンバー制度の導入予算が計上されている点、そして、先ほど補正予算のところでも申し上げましたように、第三セクターの債務を自治体に転嫁し、税金で負担するポルタひさいの購入による総合支所移転経費が含まれている点、生活保護基準の引き下げが行われている点、住民合意が十分に得られていない最終処分場、そして同様に、住居表示が推進されていること。PFI方式による斎場建設が進められ、買い取り予算が計上されていること。地域インフラ整備予算が少な過ぎ、地域の要望に即応即答できる状況になっていないこと。人権に名をかりた同和事業、同和教育が依然として進められていることなども反対の理由です。 議案第36号平成26年度津市モーターボート競走事業特別会計予算、公営ギャンブルは反対という立場であり、さらには、収益の一部が特定の一族に流れる仕組みになっていることから反対いたします。 議案第37号平成26年度津市国民健康保険事業特別会計予算、高過ぎる国保料が市民の暮らしを苦しめています。所得100万円の40代夫婦と子ども2人の家族の場合、年間16万6,630円、同所得65歳以上の年金生活夫婦の場合、13万7,130円にも保険料は上ります。もっと市民の暮らしに寄り添い、保険料を引き下げるべきです。払いたくても払えない保険料により、保険証の取り上げ、資格証の発行が行われています。ことしの予算では、もっと市民の暮らしに寄り添えなくなる国保の広域化に向けて共同事業を2万円以上から実施しようとする予算になっています。国民健康保険制度は、憲法第25条に基づく社会保障制度だという立場での運営を求め、この予算には反対をいたします。 議案第38号平成26年度津市介護保険事業特別会計予算、2000年にスタートした介護保険制度は、保険あって介護なしと当初から言われてきました。私たちは一貫して、保険料、利用料の引き下げ、津市としての独自の軽減制度の創設を求めてきましたが、残念ながら実施されておりません。年金は減る一方なのに高い保険料だけが取られていく、これが多くの高齢者の皆さんの実感です。ことしは、次期の介護保険事業計画策定の年度に当たります。保険料、利用料の軽減制度の創設を改めて求めるとともに、制度の根幹を崩す、国が進めようとしている要支援外しに対しても市民の立場に立って対応されることを求めておきます。 議案第39号平成26年度津市後期高齢者医療事業特別会計予算、75歳という年齢で全ての医療保険制度から排除し、差別する医療制度です。そのため、医療費の増加が保険料にはね返り、保険料を見直すたびに値上げとなっています。ことしも平均3,000円以上の値上げとなります。こうした差別医療制度の早期廃止を求める立場から、この予算には反対をいたします。 議案第40号平成26年度津市簡易水道事業特別会計予算、議案第41号平成26年度津市農業集落排水事業特別会計予算、議案第43号平成26年度津市下水道事業特別会計予算、議案第46号平成26年度津市水道事業会計予算、この4会計、議案には消費税増税分が転嫁されております。試算においても2億2,000万円余りの市民負担が生じるとされております。市民の負担増となるもので反対いたします。 そして、議案第43号の下水道事業特別会計におきましては、住宅団地集中浄化槽の市への移管、そして公共下水道地域から外れた地域での市町村設置型の合併浄化槽設置事業が始まります。地域の皆さんと十分に協議し、理解の上、進めていただくよう求めておきます。 また、議案第46号の水道事業会計ですが、従来から指摘しておりますように、県営水道からの導水が水道会計を圧迫しています。長良川からの導水事業は、合併前の市町村がそれぞれ契約していた水量を引き継いでおり、必要以上の水量を契約しています。最大給水量を見ましても、長良川からの導水事業が必要ない数値となっています。会計圧迫という点からも見直すべきです。また、老朽化した水道管の更新、耐震化の促進が急務です。そのためにも技術者の確保を強く求めておきます。 そして最後に、議案第44号平成26年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算は、先ほどの補正予算でも述べた理由と同じ理由で反対をいたします。 以上、14議案にわたって反対の理由を申し上げました。 ○議長(田矢修介君) 以上で発言通告による討論は終わりました。 他にございませんか。 八太議員。     〔23番 八太正年君 登壇〕 ◆23番(八太正年君) 私からは、議案第22号平成25年度津市一般会計補正予算(第7号)の中の残余、財産分配金の224万8,000円、これなんですけれども、これは、久居都市開発株式会社の出資金8,700万円が分配金として224万8,000円しか返ってきていないと、こういうことから、自主解散をされたというふうに伺ったところでございますが、その差額約8,400万円も損害を起こしておるということも含めて、きちっとした数字の報告がなかったということを含めて、私は反対をさせていただくものでございます。 次に、議案第35号につきまして、ポルタの庁舎整備4億9,809万6,000円の予算が入っておるわけですが、これにつきましては、当然委員会でも申し上げましたんですが、約4,500万円という共益金が毎年かかってくると。このポルタの購入をしたために共益金がかかってくる、そういう形の中での無駄遣いが余りにも多い、それから、今申し上げておりますポルタの庁舎整備費4億9,809万6,000円、これについては、地域住民福祉のために津市があるはずでございますけれども、これについても地域住民福祉になっていない。こういうような予算が計上されておることから、私は大きな無駄遣いということを含めまして反対をするものでございます。 以上が、私の反対討論でございます。ありがとうございました。 ○議長(田矢修介君) 他にございませんか。 岡村議員。     〔5番 岡村 武君 登壇〕 ◆5番(岡村武君) 議案第11号津市職員の給与に関する条例の一部の改正についてですけれども、これ、職員を目指す心ある人たちは、安定した生活を、片方では熱い心がある、片方ではやはり家族を守るために、安定した生活を目指すために小ちゃい子どものときから遊びたくても遊ばず、勉強に勉強を重ねて、やっと法的に勝ち得た地位なわけです。なぜ公がそういった詐欺とは言わないですけれども、決めごとを破るんですか、これはよくないです。財源が厳しいということであれば、我々特別公務員の人がみずから痛みを感じるように、市長、教育長、特別職もいるわけじゃないですか。もっと大幅にどんと痛みを感じるようなことをして、そうして無駄遣いをしない。これまでの予算の無駄遣いを言うと切りがないですけれども、小さなことからこつこつと無駄をしないと、そういったことを申し上げて反対するものでございます。以上。 ○議長(田矢修介君) 他にございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 討論なしと認めます。 これをもちまして討論を終了いたします。 これより議案第7号から第51号まで及び第54号を1議案ずつ分けて採決いたします。 最初に、議案第7号津市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定についてを採決いたします。 議案第7号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第7号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号津市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定についてを採決いたします。 議案第8号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第8号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号津市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第9号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第9号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号津市市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第10号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第10号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号津市職員の給与に関する条例の一部の改正についてを起立により採決いたします。 議案第11号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第11号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号津市教育委員会教育長等の給与及び旅費等に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第12号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第12号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号津市財産に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第13号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第13号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号津市手数料徴収条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第14号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第14号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号津市廃棄物処理施設の設置及び管理に関する条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第15号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第15号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号津市落合の郷の設置及び管理に関する条例の一部の改正についてを起立により採決いたします。 議案第16号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第16号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号津市簡易水道条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第17号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第17号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号津市農業共済事業の事務費の賦課総額及び賦課単価についてを採決いたします。 議案第18号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第18号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号津市農業共済農作物共済における特別積立金の取崩しについてを採決いたします。 議案第19号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第19号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号市道路線の廃止についてを採決いたします。 議案第20号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第20号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号市道路線の認定についてを採決いたします。 議案第21号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第21号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号平成25年度津市一般会計補正予算(第7号)を起立により採決いたします。 議案第22号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第22号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号平成25年度津市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第23号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第23号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号平成25年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第24号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第24号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号平成25年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第25号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第25号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号平成25年度津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第26号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第26号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号平成25年度津市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第27号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第27号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号平成25年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第28号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第28号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号平成25年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 議案第29号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第29号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号平成25年度津市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 議案第30号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第30号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号平成25年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。 議案第31号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第31号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号平成25年度津市椋本財産区特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 議案第32号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第32号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号平成25年度津市水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。 議案第33号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第33号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号平成25年度津市駐車場事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。 議案第34号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第34号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第35号平成26年度津市一般会計予算を起立により採決いたします。 議案第35号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第35号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号平成26年度津市モーターボート競走事業特別会計予算を起立により採決いたします。 議案第36号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第36号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号平成26年度津市国民健康保険事業特別会計予算を起立により採決いたします。 議案第37号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第37号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号平成26年度津市介護保険事業特別会計予算を起立により採決いたします。 議案第38号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第38号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号平成26年度津市後期高齢者医療事業特別会計予算を起立により採決いたします。 議案第39号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第39号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第40号平成26年度津市簡易水道事業特別会計予算を起立により採決いたします。 議案第40号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第40号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第41号平成26年度津市農業集落排水事業特別会計予算を起立により採決いたします。 議案第41号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第41号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第42号平成26年度津市土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。 議案第42号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第42号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号平成26年度津市下水道事業特別会計予算を起立により採決いたします。 議案第43号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第43号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号平成26年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を起立により採決いたします。 議案第44号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第44号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第45号平成26年度津市椋本財産区特別会計予算を採決いたします。 議案第45号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第45号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号平成26年度津市水道事業会計予算を起立により採決いたします。 議案第46号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第46号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号平成26年度津市工業用水道事業会計予算を採決いたします。 議案第47号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第47号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第48号平成26年度津市駐車場事業会計予算を採決いたします。 議案第48号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第48号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号平成26年度津市農業共済事業会計予算を採決いたします。 議案第49号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第49号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号津市国民健康保険条例の一部の改正についてを採決いたします。 議案第50号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第50号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第51号津市農業共済家畜共済掛金率の設定についてを採決いたします。 議案第51号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第51号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。 最後に、議案第54号平成25年度津市一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。 議案第54号に対する付託常任委員会の審査結果は可決であります。議案第54号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。 日程第2、津市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙についてを議題といたします。 なお、議事の進行上、事務局長の朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。     --------------------------------  津市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について     -------------------------------- ○議長(田矢修介君) 本件は、地方自治法第118条第2項の規定により、選挙するものであります。 これより、津市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと存じます。     〔「議長、議事進行について」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 岡村議員。 ◆5番(岡村武君) あなた何でそんな切りの悪いさばきをするんや。まだ続くわけやろう、昼からも。ええ切りで終わらなあかんやないか。 ○議長(田矢修介君) 暫時休憩いたします。     午後0時05分休憩     午後0時05分開議 ○議長(田矢修介君) それでは、再開させていただきます。失礼いたしました。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議がございますので、選挙の方法は、投票によることといたします。 選挙準備のため、暫時休憩いたします。     午後0時06分休憩     午後1時30分開議 ○議長(田矢修介君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これより、津市選挙管理委員会委員の選挙を行います。 選挙は投票により行います。 議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 ○議長(田矢修介君) ただいまの出席議員数は36名であります。 投票用紙を配付いたします。     〔投票用紙配付〕 ○議長(田矢修介君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。     〔投票箱点検〕 ○議長(田矢修介君) 異状なしと認めます。 選挙は、地方自治法第118条第1項の規定により、公職選挙法の規定を一部準用いたしております。 念のため申し上げます。 投票は単記無記名であります。 投票用紙に被選挙人の氏名及び住所を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 点呼を命じます。     〔点呼・投票〕 ○議長(田矢修介君) 投票漏れはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕 ○議長(田矢修介君) 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、川口円議員、青山昇武議員を指名いたします。 立ち会いをお願いいたします。     〔開票〕 ○議長(田矢修介君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数36票、これは、先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち、有効投票32票、無効投票4票、有効投票中、津市半田の坂口賢次さん10票、津市戸木町の香椎宣美さん9票、津市河芸町北黒田の鈴木捷功さん7票、津市一志町庄村の田端三佐子さん6票、以上のとおりであります。 なお、この選挙の法定得票数は2票であります。 よって、津市半田の坂口賢次さん、津市戸木町の香椎宣美さん、津市河芸町北黒田の鈴木捷功さん、津市一志町庄村の田端三佐子さんが津市選挙管理委員会委員に当選されました。 なお、当選人に対しましては後日文書をもって当選告知を行うことといたします。 続いて、津市選挙管理委員会補充員の選挙を行います。 選挙は投票により行います。 議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 ○議長(田矢修介君) ただいまの出席議員数は36名であります。 投票用紙を配付いたします。     〔投票用紙配付〕 ○議長(田矢修介君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。     〔投票箱点検〕 ○議長(田矢修介君) 異状なしと認めます。 選挙は、地方自治法第118条第1項の規定により、公職選挙法の規定を一部準用いたしております。 念のため申し上げます。 投票は単記無記名であります。 投票用紙に被選挙人の氏名及び住所を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 点呼を命じます。     〔点呼・投票〕 ○議長(田矢修介君) 投票漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕 ○議長(田矢修介君) 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に、川口円議員、青山昇武議員を指名いたします。 立ち会いをお願いいたします。     〔開票〕 ○議長(田矢修介君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数36票、これは、先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち、有効投票34票、無効投票2票、有効投票中、津市緑が丘二丁目の谷中憲さん11票、津市久居野村町の佐藤信之さん10票、津市一志町八太の野垣内教子さん7票、津市美里町五百野の増井みどりさん6票、以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は3票であります。 よって、津市緑が丘二丁目の谷中憲さん、津市久居野村町の佐藤信之さん、津市一志町八太の野垣内教子さん、津市美里町五百野の増井みどりさんが、津市選挙管理委員会補充員に当選されました。 なお、当選人に対しましては、後日文書をもって当選告知を行うことといたします。 日程第3、岡幸男議員ほか5人から提出の議員提出議案第1号津市議会政務活動費の交付に関する条例の一部の改正についてを議題といたします。 なお、議事の進行上、事務局長の議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。     --------------------------------  議員提出議案第1号 津市議会政務活動費の交付に関する条例の一部の改正について     -------------------------------- ○議長(田矢修介君) 提出者を代表して岡幸男議員から提案理由の説明を求めます。 岡幸男議員。     〔28番 岡 幸男君 登壇〕 ◆28番(岡幸男君) ただいま上程されました議員提出議案第1号津市議会政務活動費の交付に関する条例の一部の改正について、提出者を代表いたしまして御説明申し上げます。 本市の財政状況等に鑑み、平成19年度から平成24年度まで政務調査費の減額措置を実施し、また政務活動費として使途基準が拡大された平成25年度におきましても、それまでの政務調査費減額措置相当の減額を行ってきております。 平成26年度におきましても、行財政改革に資するため、平成25年度における政務活動費減額措置相当の減額措置を行おうとするものであり、その内容につきましては平成26年4月1日から平成27年3月31日までの期間に交付される政務活動費について、その算出の基礎となる月額を5万円から4万円とし、平成26年4月1日から施行しようとするものであります。 以上、簡単ではございますが、提案理由の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(田矢修介君) 以上で説明は終わりました。 引き続き、精読時間を設けず直ちに質疑に入りたいと存じますが、よろしいでしょうか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) それでは、これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 岡村議員。     〔5番 岡村 武君 登壇〕 ◆5番(岡村武君) 質問する前に、この文章、おかしいと思うんやけどさ、上程した者が上程されましたと、こう書いてあるんやけれども、上程したんやろう、上程。 違うのか。おかしくないか、これ。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) 上程されましたという形で。 ◆5番(岡村武君) あのな、自分がした行為やろう。されましたというのは受動的な話やぞ。もうええわ、時間なくなるさかいに。本当やぞ、それは。能動的なことと受動的な話は違うというの。何を言っとる。まあ、時間なくなるので。 あのね、財政状況等に鑑みとありますが、どういうことを指すんですか。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) 財政状況ですね。平成20年度から平成25年度までの5年間における平均の経常収支比率が91%であり、これらは人件費、扶助費、公債費等の経常的経費が占める割合が高くて、財政状況が硬直化していることを示しています。 津市総合計画の後期基本計画においても、義務的経費を含む経常的経費について、健全財政の維持とまちづくりへの投資を両立する観点から経常収支比率の抑制、改善を目指していくものとしておりますが、津市産業・スポーツセンターや新最終処分場など公共施設の整備、防災対策などを進めていく必要があり、財政状況は非常に厳しいものであると思われて、そういう形でしているものとなります。 ◆5番(岡村武君) そうしたら5万円から4万円になって、どれだけ節約できるの。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) 減額分は、計算によりますと1年間で432万円になります。 ◆5番(岡村武君) 経常以外の予算額がどれだけあるの。義務的分含んで。義務費を含んで。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) それは、市政全般ですか。 ◆5番(岡村武君) 全予算。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) 経常収支は1,000億円の91%が経常的経費になります。 ◆5番(岡村武君) 幾らあるのと聞いているの。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) だから、計算によりますと900億円になると思います。 ◆5番(岡村武君) 間違いないのか。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) 計算上は、そういう形になると思いますが。 ◆5番(岡村武君) そんなにあるわけないやないか、900億円も。それは、ええわ。 これ、あなた、430万円が、我々が本来活動する、勉強する、調査する、そういった予算を削ってまで、削ってまでですよ、財政状況が苦しいと、そう読んだわけですな。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) 今までの流れから、そういう形で財政状況の行財政改革に鑑み、政務活動費を削る、たかだが432万円ですが。 ◆5番(岡村武君) そう読んだわけですな。それなら、それで、男らしいそうですと言えばええやんか。それで津市の財政が助かったのか。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) 助かるか、助からないかはわかりませんが、有効に活用していただけるものと確信しております。 ◆5番(岡村武君) 予算1,112億円、26年度予算が、一般予算。それで、いわゆる政策的な予算がどれだけあるんですか。その中の432万円でしょう。その矛盾を私は聞いておるんですよ、その矛盾を。どれだけ助かったんやという、経済的に。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。
    ◆28番(岡幸男君) パーセント的には、非常に知れたものだと思います。 ◆5番(岡村武君) だから、例えば430万円がなかったら何を犠牲にする、そこまで考えてやっておるのかということですよ。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) そこまでは考えておりません。432万円の減額分は、当局のほうがそれなりに有効に活用していただけるものと思って減額をさせていただきます。 ◆5番(岡村武君) 何もわからんと、茶を濁すような、形式的な、形骸的な話をしたらだめですよ。この予算は、じゃ、何のためにあるのか。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) 削られた予算は、本来は、市議会議員に政務活動するために予算化されたお金であります。 ◆5番(岡村武君) じゃ、何でこういう予算がつくんですか。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) 政務活動費は、地方自治法の規定に基づき、議員が行う政務調査、研修、広報、広聴、住民相談、要請、陳情、各種会議への参加等市政の課題、市民の意思を把握して市政に反映させる活動等、その他、住民福祉の増進を図るために必要な活動に資する経費の一部として支給されております。 ◆5番(岡村武君) だから、活動しないということは、市民にとって損益なんですよ、これ。このことは、あなた、おわかりですか。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) 政務調査費のうち、減額をここ5年間してまいりましたが、その執行状況を見ますと、それでも92%しか使われていないので、このぐらいの減額は議員の政務活動に影響を及ぼす額ではないと考えて1万円を提案しております。 ◆5番(岡村武君) 使わんだ議員は、まじめに仕事していないということなの。あなた、そう考えないの。よう使わんだから、これはもう来年から予算やんぺと、こういうことなのか。そしたら矛盾してくる。財政状況に鑑みということが矛盾してくる、そういうことなら。余ったから、もう差っ引くということであれば、省こうということであれば、この前の文章と矛盾してくるよ。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) 別に矛盾ではなくて、今までの様子を見ながらです。 ◆5番(岡村武君) これは、使わんと差っ引くということと、あなた、ここに文章に書かれとる、経済が苦しいから、ちょっと始末しましょうやということとは矛盾しているやないか。 ○議長(田矢修介君) 答弁を求めます。 ◆28番(岡幸男君) 5万円の予算の中で執行しておるときにも90%、4万円になっても大体90%と記憶しておりますが、 ◆5番(岡村武君) 違うことしゃべっておる。そのこととあのこととは違うの。財政のことと余ったこととは違う。答弁求めてへんやないか。 それと、もう一つ、財政改革って、これは、そういうふうな勉強をして、そしてここに活躍せなあかんわけや。そういう意味の予算なんや。何にも市政に反映できないような予算とは違うわけや。 ○議長(田矢修介君) 途中ではありますが、持ち時間を経過いたしましたので、質疑の終了をお願いいたします。 他にございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第1号は、会議規則第36条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 御異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第1号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田矢修介君) 討論なしと認めます。 これをもちまして討論を終了いたします。 これより議員提出議案第1号を起立により採決いたします。 議員提出議案第1号津市議会政務活動費の交付に関する条例の一部の改正については、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(田矢修介君) 賛成議員多数であります。 よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 以上をもちまして、今期定例会の会議に付議された事件の議事は、全て終了いたしました。 これにて、本日の会議を閉じます。 閉会に当たり、市長から御挨拶がございます。     〔市長 前葉泰幸君 登壇〕 ◎市長(前葉泰幸君) 閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には2月27日から本日に至るまで長期間にわたりまして多くの案件を御審議いただき、御議決を賜りまして、まことにありがとうございました。 間もなく平成26年度を迎えます。全職員が一丸となって、平成26年度当初予算に掲げる施策事業を着実に実施実行してまいります。議員の皆様と力を合わせて、市民のための市政を推進してまいりたいと存じておりますので、よろしくお願い申し上げます。 最後に、議員の皆様のますますの御活躍を祈念いたしまして、私の閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(田矢修介君) 以上をもちまして、平成26年第1回津市議会定例会を閉会いたします。     午後2時39分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。             津市議会議長   田矢修介             津市議会副議長  横山敦子             津市議会議員   長谷川幸子             津市議会議員   佐藤有毅...